GORE-TEX搭載の高性能ブーツ、ダナーフィールドロー。
防水性が高い作りになっているだけに、お手入れはどうすればいいのか悩ましいと思います。
実はダナーフィールドローのお手入れはとっても簡単!
この記事を読むことでダナーフィールドローのお手入れ方法がわかりますよ!
ダナーフィールドローのレビュー記事はこちら
結論:基本的にブラッシングだけでOK!
結論からお伝えすると
使用後にブラッシングさえしていればOKです!
以下でその理由をご説明します。
特徴的なレザーに理由あり
ダナーフィールドローはウォータープルーフフルグレインレザーを使用しています。
フルグレインとは牛革のもっとも高級で耐久性に優れた部分で、磨いたり、削ることなく使用できる部分のこと。
そこにダナー独自の手法で耐水加工を施したのがウォータープルーフフルグレインレザーとなります。
①とにかく頑丈で無骨なデザイン
②水に強いため、クリームが馴染みにくい
③自然のまま使用されている革のためビジネスシューズのような光沢感は無い
ビジネスシューズのような革靴であれば「定期的に汚れを落として、クリームを全体に塗って磨く」というお手入れが一般的ですが、上記の特徴から同じような頻度でメンテナンスする必要は無いです。
実際に試した結果、日頃のお手入れはブラッシングで充分という結論に達しました。
もちろん、傷や汚れが目立ってきたら丁寧に汚れを落として、クリームで保湿してあげることは靴にとっては良いことです。やってはいけないわけではありません。
が、普段は面倒なお手入れを気にしないでガシガシ使えるという点が、このブーツの最大の魅力であると言えます。
細かな傷も経年変化の味として、自分だけのダナーフィールドローになっていくのも履いていて楽しいポイントです。
しっかりお手入れをしたい時の方法は?
普段のお手入れはブラッシング。
ただ、アウトドアやハイキングに使用してガッツリ汚れや傷が付いてしまい、しっかりお手入れをしたいという時もあると思います。
そんな時はどうすればいいのか、実際の作業画像と共に解説します!
用意するもの
・100均一で売っているような掃除ブラシ(硬め)
・銀座大賀靴工房 オリジナル スターターセット
一から揃えるのは大変なので、全て揃ったセットがおすすめです。
使い切ったら個別で同じものを買い足すだけで良いのも楽なポイント。
もちろん他の革靴にも使用することができます。
①ソールを水洗い
まずはソールについた砂などの汚れを落としましょう。
特にキャンプに使用した後はかなり汚れがつく場所なので入念に。
ソール以外でも靴表面に汚れがついていればガンガン水洗いして大丈夫です。そう、GORE-TEXならね。
ソール部分は100均のブラシ(硬め)でゴシゴシ汚れを落としていきます。
一通り汚れが取れたら乾いたタオルで拭き、少し陰干し。
②ブラッシング
次に靴についたホコリを落とします。
靴紐を解いた後、馬毛ブラシ(茶色の柔らかい毛が特徴)を使って全体をササササーっとブラッシング。
普段のお手入れでは紐は外さず、しっかりやる時だけ紐を外しています。
③ステインリムーバーで汚れを落とす
ホコリが取れたらステインリムーバーを使って靴の汚れを落としていきます。
写真ではクロスを巻いているだけですが、長さがあればきつく結んだ方がやりやすいです。
④シュークリームを付ける
化粧水と乳液の2種類の役割を果たしてくれるのがこのシュークリーム。
豚毛のミニブラシ(ペネトレイトブラシ)にクリームを付けて、靴全体にクリームを広げていきます。
この段階ではムラが残るぐらい、ざっくり適当でOKです。
側面のナイロン部分には付けないようにしましょう。
⑤化繊ブラシでブラッシング
ざっくり広げたクリームを化繊ブラシ(黒くて固いブラシ)で馴染ませていきます。
磨き方は初めにホコリを落とした時の感じでOKです。
⑥クロスで拭き上げる
ここまでくれば最後に仕上げ。
クロスで靴全体を磨き上げていきます。
⑦完了!
これで完了です!
上がお手入れ後、下がお手入れ前です。
元々そんなに汚れていなかったため大きな差は確認できませんが、つま先の部分の細かな傷やシワが消え、隙間の汚れが落ちてスッキリしました。
ちなみに、お手入れ方法に正解はありません。
一つの参考にしていただき、自分なりのお手入れにアレンジしてみると一層愛着が湧きますよ!
まとめ
普段は面倒なお手入れを気にしないでガシガシ使えるので手がかからなくて、自然と使用シーンが増えていきます。
ちょっとしたハイキングやキャンプにも気軽に使えるダナーフィールドロー。
適度にお手入れをして長く履いていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント